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バーチャルオフィスとメタバースとの違いとは

バーチャルオフィスとメタバースとの違いとは

2023.03.09

  • #バーチャルオフィス#仮想オフィス#メタバース
  • バーチャルオフィス、仮想オフィス、メタバースの違い

目次

バーチャルオフィスとメタバース、バーチャル空間と仮想オフィスとの違い

最近、メタバースにより仮想オフィスという言葉を聞くようになりました。今回は「バーチャルオフィス」「仮想オフィス」と「メタバース」について、その違いにいてご説明いたします。

メタバースとは「バーチャル空間」のこと

メタバースとは「仮想空間」のことです。メタバースの定義は「3DCGの技術でバーチャルな世界を構築、人々が様々コミュニケーションや経済活動など活動ができる仕組み」

メタバースは、「Meta(超)」と「Univers(世界)」という2つの組み合わせの造語意味としては、現実世界を超えた空間である、インターネットの中に作られた3次元の世界のことを指します。

「メタバース(Metaverse)」という言葉がはじめに使われれのは、アメリカの作家ニール・スティーヴンスンによる小説「Snow Crash」(1992年発刊)からだといわれています。

「Snow Crash」が「メタバースの原典」となった所以
この「Snow Crash」は、未来を描いた小説として「Second Life」の創設者であるフィリップ・ローズデルに大きな影響を与え、VR(virtual reality)製品のOculus社の創設者であるバルマー・ラッキーに大きな影響を与えたことも知られています。このような傾向が「メタバースの原典」となっているようです。

バーチャル空間の定着化

バーチャル空間が定着していく要因として、最近のゲームは3DCGベースでの構築が主流となっておりたとえば、「FFXIV(ファイナルファンタジー14)」のようなMMO(Massively Multipayer Online)というジャンルが確立したことにより、バーチャル空間へ多数人数同時接続のテクノロジーの進歩からもメタバース化が進む要因となっている。

セカンドライフあつまれどうぶつの森

2003年には「セカンドライフSecond Life」がサービス開始、2007年から2008年にかけて大ヒット。
2020年以降コロナ禍ので「巣ごもり需要」が生まれ、「あつまれ どうぶつの森」やオンラインゲーム「フォートナイトが大人気となっている。


2021年からはフェースブックの社名を「メタ」に変更メタバースプラットフォームに転向。


仮想オフィスについて

メタバースでは、参加者それぞれがアバターを使い、他の参加者とコミュニケーションをとることができま す。このメタバースがを利用して生まれた新しいサービスが「仮想オフィス」です。

バーチャルオフィスと仮想オフィス

仮想オフィスはメタバース内の会議室

「仮想オフィス」は、メタバースのような仮想の空間にオフィスを設置できるサービスです。利用者は、メタバース内のオフィスでアバターを動かしながら、他の利用者と一緒にひとつの空間で仕事ができます。利用者どうしで音声やチャットでのコミュニケーションができることはもちろん、アバターを使用することで、より「一緒に働いている」といった感覚を得ることができます。

「仮想オフィス」は、「メタバース」が生まれたことによってできたサービスです

「仮想」という言葉を英語に直すと「virtuality(バーチャリティ)」ですから、混同してしまうのでしょう。
正しくは、インターネット上のメタバースを利用しているものは「仮想オフィス」、法人登記などに利用できるオフィス住所の名義貸しサービスが「バーチャルオフィス」です。

いまやテレワークなどの在宅勤務が主流になりつつあるため、「離れていても孤独感を感じない」という仮想オフィスのようなサービスが注目されはじめています。

メタバースのメリット

場所や空間、人数制限、物理的制約はない。非日常的、非現実的な体験ができる。アバターで世界中の人々と気軽にコミュニケーションできる。

メタバースの目的

新規事業
リアルの事業をバーチャル空間、仮想オフィス(バーチャルオフィス)で新規事業として展開する事例で参加料をで収益化を目指すバーチャルイベント、バーチャルライブやバーチャルトラベルなどがある。リアルでは体験できないバーチャルならではの体験の提供がマネタイズのポイントとなる。他にもバーチャル空間の建物取引や美術品などの売買。

コミュニケーション
コミュニケーションの活用でバーチャル空間の会議室を活用することが多い。コロナ禍においてテレワークやリモートワークでコミュニケーションのツルーとして活用している。


企業によるメタバース、バーチャル空間の活用例

バーチャル渋谷

バーチャル渋谷」は渋谷区公認のもと、リアルな渋谷の街とバーチャル渋谷の街と連携してさまざまなコンテンツを提供するバーチャル空間。これまでの実績としてこれまで「バーチャルハロウィーン」スポーツ観戦、ライブなどの催しが開催された。リアルなスペースとしてはユナイテッドオフィスのバーチャルオフィス渋谷などもある。

バーチャル渋谷

東京ゲームショウバーチャルリアリティ2021

世界最大級のゲームの祭典である「東京ゲームショウ」今年初めてバーチャル空間で開催されたゲーム企業を中心に多くの企業が出展。来場者数は延べ210,566人で、平均滞在時間は27分。デバイス比率は「VR:66.7%」「PC:33.3%」

日産バーチャルギャラリー

日産が銀座に実存するギャリー「NISSAN CROSSING」をバーチャル空間に再現。銀座に実存する銀座日産ギャラリー電気自動車「日産アリア」を展示するほか、新車発表会や講演会を予定している。日産バーチャルギャラリーはデジタル上での新たなコミュニケーションの場所としてコンテンツ配信する予定。

バーチャルオフィスではユナイテッドオフィスのバーチャルオフィス銀座が同じ銀座エリアにある。

ポケモン

ポケモンバーチャルフェストというバーチャル空間「Cluster」上に作っている。

バーチャル観光

実際に観光地に行ったような気分になるバーチャル観光で体験して、リアルな観光地に行くという、旅行の動機付けになっている。日本では、「バーチャルOKINAWA」という取り組みが知られています。
国際通りのようなメインスポットをバーチャル空間で再現してそこに人を招待したりイベントを実施したりしております。焼失した首里城もバーチャル空間内に再現しております。

マンションのモデルルーム

プラウドオンラインサロンメタバースのバーチャル空間内でマンション販売を行う(野村不動産)

モデルルーム内覧案内にかかる時間や手間を削減して物件の昼夜のロレーションなど、実際のモデルルームでは難しい体験をシュミレーションできる特徴がある。

デジタルツインによる生産性向上が期待される建設業界

建築業界においてもデジタルツインを活用して、まちづくりや建物を建設のシュミレーションなどがでてきました。海外であれは「バーチャルシンガポール」が有名

バーチャルシンガポール

国内であれば「バーチャル静岡」などがあります。今後データ処理テクノロジーの向上により「リアルな世界とリンクしたバーチャル空間」が広がっていくと思われます。

バーチャル静岡

メタバースの市場規模の予想

2020年のメタバースの世界市場規模は約470億ドルその市場規模は今後前年対比で43%ずつ成長する予測
日本円にして約24兆円市場と予測している。メタバースの国内市場は2030年に約24兆円規模へ、三菱総研が調査

(日経クロステック)

Web3によるメタバースの進展

Web3ではNFT(非代替性トークン)や暗号資産が重要な要素となります。

Web1.0ではホームページほただ閲覧するだけの一方通行、Web2.0がTwitterやLINEなどのSNSで互いに情報をやり取りできる時代そして今回のWeb3のブロックチェーンにより個人情報や暗号資産などが保護されるようになった。このブロックチェーンのテクノロジーにより、バーチャル空間でもバーチャル市場が形成されビジネスが発展していく期待がされている。

Web3のブロックチェーンのテクノロジーにより、これまでGAFAなどのプラットフォーマーが中央集権的に支配していたユーザー個人のデータ(個人情報など)主権をユーザーの元に戻しす動きがあります。


バーチャルオフィスについて

英語で「virtual office」と表記し、これを直訳すると「仮想事務所」の意味を表します。
一般的にバーチャルオフィスは、物体としての事務所が存在するのではなく、事務所としてのさまざまな機能を借りられる仮想上の事務所のことを指します。実際に入居することなく住所・電話番号をサービスベンダーから借り受け、届いた郵便物は転送し、かかってきた電話にはオペレーターが応対するようなサービスをバーチャルオフィスとしている。(出典:ユナイテッドオフィス)

参考:

バーチャルオフィスとは?メリットやデメリットについても解説

バーチャルオフィスで登記するのは違法ではないか。

バーチャルオフィスの利用者が急増している背景
バーチャルオフィスの利用者が急増している背景

レンタルオフィスとバーチャルオフィスの違いは

レンタルオフィスは事務所スペースの一部を借り受けるものであるが、バーチャルオフィスは住所のみを借り受けるものである。「あたかも入居しているように」オフィスの機能が用意できることで、実際にオフィスを開設する際に発生するイニシャルコストを大幅に削減し、スペースや対応する事務社員の人件費を月額1万から5万円程度までに圧縮できる事もあって、スタートアップ時のベンチャー企業や都心部にクライアントをもつSOHOを中心に利用が広がっているサービスであった。

最近では、テレワークやインターネットショップの連絡先などに活用する事も多い。
セキュリティ面においても、自宅を事務所とした場合でも表向きにはバーチャルオフィスの住所と電話番号を会社のものとして公開できるため、個人情報の保護に繋がる。

※一部の業種で開業申請など許認可が必要な職種には使えない場合もあるので注意が必要。

営業所を縮小してバーチャルオフィスに切り替える企業もあった。

ここでは先にあげたオフィスの機能の全てが一定の制限の元実現されている。(参照: バーチャルオフィスwiki)バーチャルオフィスは、メタバース上で実際にオフィスとして利用される仮想オフィスとは違い、バーチャルオフィスは実際にオフィスとして利用できるわけではありません。

しかし、貸し出された住所は、「オフィス」として登録できるため、業務に必要な会社設立登記や各種手続きなどに利用できます。

他にもバーチャルオフィスは自宅やクライアントの会社で仕事をする方に向けて、事務所を運営するために必要不可⽋である住所・電話番号などを貸し出すサービスです。バーチャルオフィスは所在地を登記して自社の会社住所とできますので出勤が伴わなくても所在地が非常に重要になります。

バーチャルオフィス「ユナイテッドオフィス」は、8,500社を超える企業様からのご利用実績を持つ低コストかつ、かんたんに運用できるため、起業したばかりの方や個人事業主の方、これから起業を考えている方にとても人気です。

シェアオフィスとバーチャルオフィスの違いは

シェアオフィスはオフィスを共有するサービス

シェアオフィス
シェアオフィス

シェアオフィスは、オフィススペースを他人・他社と共有するサービスです。個人ブースや個室の会議室など、さまざま形態のオフィスが提供されており、個人の起業家やノマドワーカーがオープンスペースを利用し仕事をする「コワーキングスペース」を含むこともあります。

基本的には、それぞれが必要な時間にオフィススペースを利用する、いわば「時間貸し」のオフィスとなっていることが多く、プリンターやシュレッダー、Wi-Fiなどオフィス運営に必要な設備はあらかじめオフィスに備わっています。

必要な時間だけ利用することで、オフィスの賃貸料金を削減でき、オフィス開設時に必要な初期費用をおさえることができるメリットがあります。しかし、多くの人や法人が出入りするため、セキュリティ面で不安が残ります。


ユナイテッドオフィスのバーチャルオフィス

バーチャルオフィスのユナイテッドオフィス

バーチャルオフィスでも会議室リアルスペースがあります。

東京一等地バーチャルオフィスで中央区銀座、日本橋、港区南青山、表参道、虎ノ門、渋谷区渋谷、新宿区西新宿、豊島区池袋の各拠点にリアルな貸会議室があります。ユナイテッドオフィス会議室

ユナイテッドオフィス会議室


ユナイテッドオフィス会員であればすべてのオフィスのリアル貸会議室を利用することができるので、さらに便利です。東京都港区南青山、虎ノ門、中央区銀座や日本橋、東京駅や渋谷、新宿区西新宿などにおいて法人登記を行うことができるバーチャルオフィスのユナイテッドオフィスです。バーチャルオフィス会議室

詳しくは、バーチャルオフィスのユナイテッドオフィス

会社設立登記もできるバーチャルオフィス

東京一等地バーチャルオフィスで中央区銀座、日本橋、港区南青山、表参道、虎ノ門、渋谷区渋谷、新宿区西新宿、豊島区池袋の各拠点に貸会議室があります。ユナイテッドオフィス会員であればすべてのオフィスの貸会議室を利用することができるので、さらに便利です。東京都港区南青山、虎ノ門、中央区銀座や日本橋、東京駅や渋谷、新宿区西新宿などにおいて法人登記を行うことができるバーチャルオフィスのユナイテッドオフィスです。

法人用銀行口座開設できるバーチャルオフィス

バーチャルオフィスでもユナイテッドオフィスなら、会社設立法人登記や法人用銀行口座開設、社会保険などの申請を行うことが可能です。メール便や宅配便・書留などの受け取りを転送することができ、バーチャルオフィスであっても東京都心にある各オフィスの拠点には、1時間550円からご利用できる貸会議室があります。

書留郵便の受け取りもできるバーチャルオフィス

バーチャルオフィスでもユナイテッドオフィスなら、書留郵便を自宅近くの郵便局へ転送して受け取ることができ転送費、手数料などもかからない。


IT通信の進歩からオフィスに居なくても、どこでも仕事はできる環境

いまやIT通信の進歩からオフィスに居なくても、ITインフラさえ整っていれば、どこでも仕事はできる環境にあり、現在はコロナ禍にあってテレワークが定着していくなかでますますこのような傾向にあります。また、人生100年時代を迎え、年金制度や終身雇用制度は崩壊されているといわれて久しい、

また、近年では副業や兼業もを容認する企業も増加傾向(産経新聞2022/10/21経済)にある。「ユナイテッドオフィスのバーチャルオフィス」を利用すればアイデアをもとになにか事業を始めるにあたり、毎月の固定費のかかるオフィス賃貸借しなくとも、少ない資本で事業をはじめられられ余裕のあるライフワークを楽しむことができます。

「働く場所」は日本中、場合によっては世界中どこでも構わない実際、ユナイテッドオフィスの会員企業様の中にも、リゾート地に定住し、必要に応じて上京する、という例は少なくありませんでした。中には、日本中、場合によっては世界中を転々としている人もおられます。

働き方多様化に適したユナイテッドオフィスのバーチャルオフィス

バーチャルオフィスとメタバース
バーチャルオフィスとメタバース活用

バーチャルオフィスの活用

働き方多様化に適したユナイテッドオフィスのバーチャルオフィスは、オフィスに入居することなくご自宅や地方、海外のオフィスなどユナイテッドオフィス から住所・電話番号やFAX番号を借り受け、届いた郵便物は転送し、クライアント様からかかってきた電話についてはボイスワープ(転送)または、 オペレーター(電話秘書代行)が対応するサービスを、バーチャルオフィスといいます。

法人会社登記可能なユナイテッドオフィスのバーチャルオフィスは東京都心で 起業、テレワーク、在宅ワーク、各種法人、通販、個人事業など拠点として、また地方の企業様の東京サティライトオフィスとして、その他、サークル、組合団体 の連絡先としてもご利用いただけます。

サテライト・オフィス(satellite office)とは

バーチャルオフィス活用の参考

バーチャルオフィスなら場所や時間に囚われない、高自由度なライフワーク

まとめ

このサイトではバーチャルオフィスとメタバースの違いとは、また「バーチャルオフィス」「仮想オフィス」「バーチャル空間」と「メタバース」「ユナイテッドオフィス」などそれぞれの目的による活用の事例などご紹介いたしました。ぜひ、ご参考にしてください。

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