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バーチャルオフィスとコワーキングスペース、シェアオフィスとの違いを徹底解説!
近年、スタートアップ企業や個人事業主、フリーランスの方々が、コワーキングスペース、シェアオフィス、バーチャルオフィスを利用することが増えています。また、副業やパラレルワークをする方々も利用する人気のサービスとなっています。これらのサービスが人気の理由は、リーズナブルな価格でオフィス機能を備えているからです。しかし、これらのサービスを検討する方々の中には、コワーキングスペースとシェアオフィス、バーチャルオフィスとの違いが分からない方々も少なくありません。この記事では、コワーキングスペース、シェアオフィス、バーチャルオフィスを検討する方々に向けて、それぞれの特徴や違い、メリット・デメリット、利用する方々の向き不向きなどについて解説します。
目次
コワーキングスペースとは
コワーキングスペースとは、仕事をする場所を共有して使う空間のことです。コワーキングは、英語で「Co(共に)」と「Working(仕事をする)」を合わせた言葉で、2005年頃からアメリカで広まったワークスタイルを意味します。個人事業主やフリーランス、ノマドワーカーなど、特定の場所に縛られない働き方をする人たちが同じスペースに集まることで、さまざまな交流が生まれるなどのメリットから世界中に広まりました。
コワーキングスペースは、賃貸やレンタルオフィスのような専用空間ではなく、設備を共有するオープンスペースで仕事をするのが一般的です。これにより、経営コストの削減や利便性などのメリットがあります。また、コワーキングスペースでは利用者同士の交流が生まれることがあり、情報交換や新たなビジネスチャンスなどのシナジー効果も期待できます。
シェアオフィスとの違い
コワーキングスペースとシェアオフィスに共通することは、仕事をするスペースを共有することにあります。コワーキングスペースとシェアオフィスとの違いは、コワーキングスペースが利用者同士の交流やコミュニティの形成を生み出すことに焦点を当てることに対して、シェアオフィスは仕事空間の共有を重視している点にあります。
コワーキングスペースは、利用者が座席を自由に選ぶフリーアドレス制がほとんどで、利用者同士がコミュニケーションを取りやすいように配慮されています。その一方で、シェアオフィスはパーテーションで区切られていたり、個室があったりと作業に集中できるように作られた空間です。
これらには明確な線引きは存在しません。シェアオフィスでも運営者によっては、利用者同士の交流イベントなどを開催する場合もあります。また、コワーキングスペースとシェアオフィスとの中間的な設計の施設も存在します。そのため、実際の施設の設備や利用状況などをチェックして選ぶことが大切です。
バーチャルオフィスとの違い
バーチャルオフィスとは、住所貸しをメインとする仮想上のオフィスを提供するサービスのことです。現実には物理的なオフィスが存在しないため、その場所で作業をすることはできません。ですが、バーチャルオフィスの住所を使って、会社としての登記や銀行口座の開設などができます。また、郵便物の受け取りや電話対応などの秘書業務サービスを提供するバーチャルオフィスもあります。そのため、自宅で仕事をする個人事業主やフリーランス、副業の方などに人気があります。
バーチャルオフィスの使用例としては、自宅でネットショップを開設する方がプライバシー保護のために利用するケースがあります。ネットショップを開設するには、運営者の住所・氏名を公開するサイトに記載しなくてはいけません。自宅でネットショップを運営する方にとっては、自宅の住所などの情報はプライバシーの観点から伏せたいと望む方が多いでしょう。バーチャルオフィスであれば、記載する住所はバーチャルオフィスのものであり、安心してオンラインショップの開設ができます。このように自宅で仕事をする方にとっては、バーチャルオフィスは最適なサービスといえます。
コワーキングスペースと他の施設のメリット・デメリットの比較
ここまでは、コワーキングスペースとシェアオフィス、バーチャルオフィスの特徴や違いを解説してきました。これらの施設には、それぞれメリットとデメリットがあります。メリットとデメリットを理解することで、自分の目的に合った施設を選ぶことができます。
ここでは、コワーキングスペースと他の施設のメリット・デメリットを比較します。
コワーキングスペースのメリット
コワーキングスペースのメリットは、以下のようなものがあります。
・低コストでオフィスが使える
・仕事に必要な設備がある
・会議室が利用できる
・利用者同士の交流ができる
これらについて詳しく解説します。
低コストでオフィスが使える
コワーキングスペースを利用する最大のメリットは、低コストでオフィスが使えることです。オフィスを賃貸で契約すると、敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用がかかります。これらの初期費用に加えて、オフィス家具や備品なども必要になります。そのため、最低でも数十万円のコストが必要になります。
コワーキングスペースは、多くの場合では月額制や日割り、時間単位で利用ができます。初期費用やオフィス家具などを準備する必要がなく、契約後はすぐに仕事ができるオフィス環境が手に入ることがコワーキングスペースのメリットです。
仕事に必要な設備がある
コワーキングスペースには、複合機やインターネット環境、電源など、仕事に必要な設備が充実しています。また、コワーキングスペースによっては、ドリンクコーナーやカフェが併設されていることもあります。
会議室が利用できる
参照情報、ユナイテッドオフィス貸会議室のご案内
コワーキングスペースによっては、会議室やセミナールームを借りることができます。もしコワーキングスペースに会議室がある場合、会議や商談の際に貸し会議室を探す手間がなく、必要な時だけ利用することができます。
利用者同士の交流ができる
コワーキングスペースは、共有のオープンスペースで他の利用者と共に仕事をします。そのため、他の利用者と交流をする機会も自然と増えてきます。コワーキングスペースによっては、交流会や懇親会などのイベントを開催することもあります。他の利用者と交流することで、情報交換ができたり、コラボレーションをして新しいビジネスにチャレンジするなどの機会も増えるでしょう。
コワーキングスペースのデメリット
コワーキングスペースのデメリットには、以下のようなものがあります。
・話し声や出入りの音で集中できないことがある
・会議室が予約されて使えないことがある
・作業用のスペースが混雑していることがある
これらについて詳しく解説します。
話し声や出入りの音で集中できないことがある
コワーキングスペースは、他の利用者と仕事場を共有するため、話し声や出入りの音が聞こえることがあります。そのため、静かな空間で集中して作業したい方にはデメリットと感じることもあるでしょう。
会議室が予約されて使えないことがある
コワーキングスペースで会議室を利用するには、基本的に事前予約が必要です。急な会議や打ち合わせがあるときに、会議室の予約が埋まっている可能性もありえます。
作業用のスペースが混雑していることがある
コワーキングスペースによっては、作業用のスペースが狭く、満席になりがちなこともあります。作業用のスペースが満席になることで、仕事に支障が出ることも考えられます。そのような事態を避けるためにも、事前にコワーキングスペースの作業環境や制度の確認をしておきましょう。
シェアオフィスのメリット
シェアオフィスのメリットは、以下のようなものがあります。
・低コストで好立地のオフィスが持てる
・法人登記ができる
・賃貸と違い、解約しやすい
これらについて詳しく解説します。
低コストで好立地のオフィスが持てる
多くのシェアオフィスは利便性が高い好立地にあり、移動や営業活動がしやすいメリットがあります。賃貸オフィスであれば高額な初期費用がかかりますが、シェアオフィスなら低コストで好立地のオフィスが持てます。
法人登記ができる
シェアオフィスによっては、シェアオフィスの住所を法人登記用として使用できる場合があります。好立地なビジネス拠点の住所を持つことで、顧客からの信頼性が高まる効果もあるでしょう。
賃貸と違い、解約しやすい
通常、賃貸オフィスは契約期間が年単位になります。その一方で、シェアオフィスは月単位のケースがほとんどです。事業規模の拡大や縮小、移転等がある際に、オフィスの解約がしやすいことはメリットといえます。
シェアオフィスのデメリット
シェアオフィスのデメリットは、以下のようなものがあります。
・情報セキュリティに不安がある
・追加料金が発生することがある
これらについて詳しく解説します。
情報セキュリティに不安がある
コワーキングスペースやシェアオフィスは、他の利用者とスペースを共有します。そのため、他の利用者に会話を聞かれたり、パソコンの画面が見えてしまうなどのリスクはあります。また、コピー機に書類を忘れてしまうことで、情報漏えいにつながることも考えられます。
追加料金が発生することがある
低コストで好立地のオフィスが持てるシェアオフィスですが、法人登記や郵便物の受け取りなどのサービスがオプションサービスになる場合があります。そのため、コストを低く抑えたい方は事前にサービス内容を確認しましょう。
バーチャルオフィスのメリット
バーチャルオフィスのメリットは、以下のようなものがあります。
・導入コストが低く、早く利用ができる
・自宅の住所を公開しなくていい
これらについて詳しく解説します。
導入コストが低く、早く利用ができる
バーチャルオフィスはほとんどの場合、入会金や保証金、利用料金のみで利用できます。契約をすれば、すぐにサービスが利用できる点は、バーチャルオフィスのメリットといえます。
自宅の住所を公開しなくていい
バーチャルオフィスを利用することで、自宅の住所を使わずに法人登記ができます。自宅が仕事場の場合には、プライバシー保護の観点からもメリットが大きいです。
バーチャルオフィスのデメリット
バーチャルオフィスのデメリットは、以下のようなものがあります。
・特定の許認可が必要な業種の場合、開業できない
・他の利用者と住所が一緒になってしまう
これらについて詳しく解説します。
特定の許認可が必要な業種の場合、開業できない
特定の許認可が必要な業種では、バーチャルオフィスの条件では許可が出ず開業できないことがあります。事務所スペースが必要な要件になっている場合、バーチャルオフィスの利用を諦めることになります
他の利用者と住所が一緒になってしまう
バーチャルオフィスは、多くの利用者に住所を貸し出しているため、住所をネット検索すると複数の起業が結果表示されることがあります。それにより、顧客が不信感を抱く可能性もあります。
各施設に向いている方
コワーキングスペースやシェアオフィス、バーチャルオフィスには、それぞれ向いている方がいます。ここでは、それぞれの施設に向いている方について解説します。
コワーキングスペースに向いている方
コワーキングスペースに向いている方は、他の利用者との交流などを求める起業家や個人事業主、フリーランスなどが当てはまります。事業をスタートしたばかりの方にとっては、同業者との情報交換やスキル共有も期待できるため、メリットを十分に活用できるでしょう。
ユナイテッドオフィスのコワーキングスペース『銀座つなぐば』Tunagu-baは、銀座のほか、渋谷・南青山・表参道原宿・西新宿・日本橋・虎ノ門・池袋の拠点会議室が利用できます。急な会議や打ち合わせがあっても、ユナイテッドオフィスのコワーキングスペースなら安心です。
シェアオフィスに向いている方
シェアオフィスに向いている方は、集中して作業をすることが多い起業家や個人事業主、フリーランスなどが当てはまります。また、外回りの営業職の方が、外出先で資料作成をする場として、シェアオフィスを利用するケースもあります。
バーチャルオフィスに向いている方
バーチャルオフィスに向いている方は、自宅が仕事場になっている個人事業主やフリーランスなどが当てはまります。また、ネットショップを自宅で開設している方などもバーチャルオフィスのメリットを活かせるでしょう。
ユナイテッドオフィスのバーチャルオフィスは、青山・銀座・表参道・渋谷・新宿・虎ノ門・池袋・日本橋などの一等地にビジネス拠点を持つことができます。また、バーチャルオフィスであっても法人の銀行口座開設が可能です。
まとめ
この記事では、コワーキングスペースやシェアオフィス、バーチャルオフィスを検討する方々に向けて、それぞれの特徴や違い、メリット・デメリット、利用する方々の向き不向きなどについて解説しました。これらの施設は低コストでオフィス環境が持てるため、スタートアップ企業の起業家や個人事業主、フリーランスなどからの利用が今後も増加すると予測されています。
運営会社はユナイテッドコンサルティングファームで、公認免許業者として18年の実績があるユナイテッドオフィスのコワーキングスペースやバーチャルオフィスで東京の一等地にビジネス拠点を持つことができ、法人の銀行口座開設も可能です。コワーキングスペースやバーチャルオフィスの利用を検討している方は、ユナイテッドオフィスのサービスをぜひご利用ください。