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バーチャルオフィスを東京にあるユナイテッドオフィスで活用して。ネットワークネットを構築する。
ネットの世界では「圧倒的な数の力」|ユナイテッドオフィスのバーチャルオフィスでネットワーク
ヤフーとLINEが経営統合。
ネットの世界では「圧倒的な数の力」だけが全てか?
日本の経済界では今、「ヤフーとLINEの経営統合」で話題が持ち切りといった感じです。
LINE側の思惑はさておき、ヤフーを傘下に収めるソフトバンク側の思惑については、QR決済などで覇権を握るのが狙いだとか、ただ単に懐具合が怪しくなったからだとか、いろいろと言われているようですね。
LINEの国内ユーザーは8,000万人、ヤフーの国内ユーザーは5,000万人。
日本の人口は100歳超の高齢者から今日生まれた赤ちゃんまで全部足し算したとしても1億2,000万人ですから、このユーザー数という数字、実態は如何なものかとは思いますが、両者は既に「国民的な情報インフラ」になっていることだけは間違いなさそうです。
収穫逓増に大きなドライブがかかる情報通信の世界では、「圧倒的な数の力」を持つ者が全てを支配する。。。
まあ、両者とも、GAFAに対抗しなければならない立ち位置ですから、今回の経営統合は、ある意味、自然の成り行きとも言えるでしょう。しかしです。
「圧倒的な数の力」が、ネットの世界は、必ずしも「絶対的な力」になるとは限りません。
例えば、SNS上で情報を拡散するインフルエンサーと呼ばれる人たち。
以前であれば、ツイッターにしろインスタグラムにしろ、インフルエンサーの「価値」を決める基準は、イコール「フォロワー」や「いいね」の「圧倒的な数」でした。
ただ昨今、より影響力のあるインフルエンサーは、それなりのフォロワー数を抱えてはいるものの、芸能人・有名人でもない限り、必ずしも「圧倒的な数」というワケではありません。
むしろ、広告主サイドからすれば、フォロワーやいいねの数それほど多くなくても、特定少数の層に深く濃くリーチできるインフルエンサーの方が高評価だったりもします。
フォロワーやいいねの数より「エンゲージメント率」に注目が集まっているのはそのためでしょう。
広く浅く認知される情報より、希少性の高い「知る人ぞ知る情報」の方がより「高値」で取引されるのと一緒かもしれません。
もちろん、戦略的に「特定少数の層に深く濃く」と言うのならば、あえてターゲットを絞るワケですから、ある意味、自らマーケットを狭めてしまうリスクもあるでしょう。
しかしそれでも、ネット上には「被らず」「戦わず」獲得できるスモールマーケットがまだまだ眠っているはず。
最初からヤフーやLINEのような「国民的な情報インフラ」を目指すのであれば話は別ですが(笑)、起業するのであれば、「数」を追う以前に、まずは目の前に居る少数のターゲットに対し、深く濃くリーチしてみるのは如何でしょうか?
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